2010年11月8日月曜日

長編も読んだよ

 
先月は、特番の関係で気軽に読める本をご紹介しました。
が、今月は長編も読みましたよ。
 
内容の前に、東川篤哉さん、岡山大学法学部卒業!! 応援しましょう。
 
主な登場人物は3人です。
①シルバーメタリックのジャガーでいつも現場に到着する風祭警部
 風祭モータースの御曹司です。
②風祭警部の部下、宝生麗子 刑事。
 「宝生グループの総帥」 宝生清太郎の一人娘です!
③宝生麗子の執事兼運転手の影山
 彼が事件をすべて解決します。

風祭警部がトンチンカンなことを言い、部下の宝生刑事がそのことを心の底で笑い、 その宝生刑事を、執事兼運転手が、宝生刑事に直接、暴言を吐くという、罪のない物語です。
トリックも分かりやすくていいですよ。お勧め!!
 
 
チーム・バチスタの栄光から始った、海堂尊のメディカル・エンターテーメントシリーズ。
今回は、あの万年講師の田口センセがAIセンターのセンター長に!!
一体、何があったんだ!?
そんな中、事件が起こります。
そこに、厚生労働省技官の白鳥圭介がやってきて、相変わらずのはちゃめちゃな性格を披露しつつ、問題を解決していきます。
白鳥さんのこと生理的に受け付けなかったんだけど、いつの間にか、大丈夫になっていました。
たぶん、ドラマで仲村トオルさんが演じたからだと思う。
脳のすり替えがってスゴイですね。
 
   
読むだけで筋肉がつくわけでは決してありません。
著者の森俊憲さんは、ボディーデザイナーです。
独自メソッドを体系化して、フィットネスのプログラムを開発し、多くの人のカウンセリングやパーソナルトレーニングをしてきました。
で、その人が言うのが、筋トレで「ボディーデザイン」しなさいということ。
1日5分の筋トレで、引き締まった体を手に入れようじゃないか!と。
が、本の終盤になると、森さんはそれでも続けられないと思ったのか、1日30秒でいいと言っています。
ということで、森さんの想像通り5分は挫折し、只今30秒を継続中。
果たして効果は!?
 
 
 

最後にご紹介するのは、絵本です。
佐野洋子 作・絵「100万回生きたねこ」
今月5日、絵本作家でエッセイストの佐野洋子さんが、乳がんで亡くなりました。
そこで、改めて、佐野さんの代表作「100万回生きたねこ」を読んでみようと思ったんです。
母に、「”100万回生きたねこ”の本貸して」というと、「そんな本あったっけ?」と言われました。
昔、母の誕生日にプレゼントをしたことを、完全に忘れられてた!!
本を読む前に、母と娘の関係について考えさせられました。
 
あっ、絵本について触れてなかった!!
読む年齢や状況で、まったく違う答えを出してくれる絵本だと思います。


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