2010年9月13日月曜日

やっと更新しました

 
9月13日のブログだけど、焦りながら9月25日に更新しています。
私、こんなに更新していなかったのね!!すみません。
読み終わって時間経ったからあんまり覚えてない!!!!
でも頑張って更新します。


装丁から気付いてもよさそうなのに、人がたくさん死んでいくまで、ホラーと気付きませんでした。
高校の人気英語教師が、一人二人関係者を殺していくうちに、最後は全員を殺さなければと思うようになって、担任しているクラスの生徒を殺していく話です。
厚い本なのに、岡山から金沢に行くまでに読破しました。
しかも、本にのめりこみ過ぎて、特急の扉が開くたびに、殺人鬼が入ってくるのではないかとビクビクしました。
金沢駅に友人が出迎えてくれている姿を見た時は、涙が出そうになりました。
この本、ホラーだけど、ただのホラーにあらず。
生きていくうえで必要なことが書いてありますよ。
 
 
この本はホラーじゃありません。←当たり前?
デパ地下の和菓子売り場が舞台の、和菓子ミステリーです。
何故、和菓子ミステリーか?そもそも和菓子ミステリーとは何か!?
お客が選んだ和菓子の種類、数、組み合わせから、和菓子店の店長が、その人の置かれている状況を読み解くからです。
恐るべし、和菓子!!すごいぞ和菓子ミステリー。
登場人物がみんな魅力的で、笑ったり、怒ったり、ホロっときたり・・・公共の場でこの本を読むときはご注意ください。
和菓子が食べたくなって仕方ありません。恐るべし!!
 
 
この本は、よぉ泣いた。途中からティッシュじゃ間に合わなくて、タオルになりました。
主人公は26歳のパティシエール。
有名店で働いていましたが、病気が再発したので、両親の夢「地元でケーキ屋を開く」を叶えるため、故郷に帰ってきました。
でも、なかなかお店が軌道に乗らないの。
家族や周りの人に助けられながら夢を実現していく物語です。
この物語には、天使の卵(村山由佳の本のタイトルではない)が登場します。
主人公の頑張りと、周りの人たちの支えと、天使の卵に心が洗われます。
心が疲れた時に読んでみて。
 
 

7月に池井戸潤の「民王」を紹介したけど、今月は、高嶋哲夫の「タナボタ」です。
帯にはこう書いてあります「事業仕分け、一番無駄はあんたたち。こんな政治ならぶっ壊せ!」
ははは・・・。←力ない笑い
「タナボタ!」も「民王」も、結局のところ「あなたは、何のために政治家になったんですか?」ってことなんですよね。
政治の裏側を読むことが出来て面白いですよ。
面白いけど、日本、このままで大丈夫なのか!?
私たちも自分の頭で考えなきゃね。
 
 
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番組の中では紹介しませんでしたが、この本もお借りしました。
直木賞受賞作です。
戦時中の日本を、ある家の女中から見た物語です。
多くの人が死んでいく中、こんな華やかな日常が繰り返されていたんだと驚きました。
それを恋愛物語風にしているところが恐ろしいです。
 
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